軽貨物ドライバーとして事業を始めるにあたり、黒ナンバー(営業ナンバー)というものが必要になります。同業他社では黒ナンバー交付の代行手数料で数万円も請求する会社もあるようですが、1~2日程度で終わる簡単な手続きですので当社では必要書類の書き方を無料でサポートし、オーナー様ご自身で登録を行って頂いております。まだ車両を持っていない方も交付までの流れを見て実際に稼動するまでの予定を把握しておきましょう。*都内にお住まいの方を例に説明しております
黒ナンバーって?
黒ナンバーとは軽貨物で仕事をするための許可証のような物です。普通、自家用の軽自動車は黄色のナンバーを付けて走りますが、荷物を運んで対価を受け取る営業用の軽自動車は、運輸局や軽自動車検査協会に申請をして交付された黒いナンバーを付けて走らなければいけません。
管轄運輸局への届出
管轄の運輸局を調べる
既に軽ワゴンを所有されている方は今付いている黄色のナンバープレートから管轄の運輸支局を調べます。まだ所有されていない方は購入後のナンバーでご確認ください。
- 品川ナンバーは東京運輸支局本庁
- 足立ナンバーは足立自動車検査登録事務所
- 練馬ナンバーは練馬自動車検査登録事務所
- 多摩ナンバーは多摩自動車検査登録事務所
- 八王子ナンバーは八王子自動車検査登録事務所
貨物軽自動車運送事業経営届出書の記入
いかにも面倒臭そうなタイトルですが、記入することは簡単な内容ですので5分もあれば書き終わります。
*東京運輸局の記入例が無かったので北海道運輸局となっておりますが書き方は同じです
事業用自動車等連絡書の記入
こちらも同じく簡単な内容ですので、記入例を見ながら書けばすぐに終わります。
*記入例はこちらのPDF内にあります
料金表の作成
こちらは当社で用意したものをお渡しするので特に作成の必要はございません。
運輸局に提出するもの
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書+コピー1枚
- 事業用自動車等連絡書+コピー1枚
- 料金表 2枚
- 車検証
上記4点(合計7点)を提出します。時期にもよりますが内容に不備が無ければ15分ほどで受理されます。受理されたら窓口で書類を受け取り、それを持って次は軽自動車検査協会へ行きます。
軽自動車検査協会への届出
以上で手続きは完了となり黒ナンバーが交付されます。
費用について
運輸局での手続きでは費用が一切掛からないので、基本的な費用は検査協会で支払うナンバープレート代1,440円となります。その他は管轄によって用紙代等があるかもしれませんが微々たるものだと思います。詳しくは管轄の事務所までお問い合わせください。